ナチス・ドイツの秘密兵器 写真特集

ナチス・ドイツの秘密兵器 写真特集
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 ナチス・ドイツが開発した世界初の弾道ミサイル「V2」(写真奥)。コスフォード英国空軍博物館の所蔵品で、トレーラーに固定された運搬状態を再現してある。(落水浩樹撮影)
 ドイツは、ベルサイユ条約で大口径重砲の保有を禁じられたため、その代替として1930年ごろから弾道ミサイルの研究を始めた。当時、遠隔誘導兵器は「夢物語」のレベルで、技術立国ドイツをしても、その具現化には時間がかかった。V2はプロトタイプの完成が42年、実戦に投入できたのは第2次世界大戦も末期の44年9月になってからだった。本来は「A4」という名称で極秘に開発されていたが、実用化の直前になって「Vergeltungswaffe2(報復兵器第2号)」を意味する「V2」に改称した。
 終戦後、米ソ両国は残されたV2の実物と技術者を奪い合うようにして本国へ連れ帰り、ミサイル研究に従事させた。特に、旧ソ連が開発した弾道ミサイル「スカッド」は、V2のフルコピーからスタートしており、スカッドをベースにした北朝鮮のノドン、テポドンミサイルも、V2の流れを引いている 【時事通信社】

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