医就腥堺膃鐚罨>紊ф紙筝膩特集

医就腥堺膃鐚罨>紊ф紙筝膩特集
時事ドットコム

 ブローム&フォスBv141(独)


 第2次世界大戦が始まる2年前の1937年、ドイツ航空省が提示した直協偵察機コンペ(競争試作)の要求仕様を受けて、ブローム&フォス社が製造した試作機。偵察員席からの視界をできるだけ広く確保するため、コックピットを胴体から切り離した左右非対称の奇抜な形式となった。

 直協偵察機は、味方地上部隊を掩護するため敵情を空中から監視するのが役目で、全方位への広い視界が求められた。ドイツ軍は機械化された地上部隊が高速度で進撃する「電撃戦」の実現に向け、高性能の直協機を求めており、要求仕様も「全方位視界が得られる単発機で、煙幕の展開や爆撃も可能であること」となっていた。

 ブローム&フォス社で設計主務者を務めたリヒャルト・フォークト技師は、地上部隊を監視する下方視界だけでなく、敵機の襲撃を警戒するための上方視界も犠牲にできないと考え、コックピットを胴体から分離するという荒業を繰り出した。Bv141は少なくとも13機製造され、初号機から最終機までの間に大きな改造が何度か施されているが、左右非対称という基本コンセプトは変わらなかった。写真は、試作2〜8号機のうちの1機。機体サイズは全長11.4メートル、全幅15.1メートルで、出力960馬力のBMW132N空冷エンジンを1基搭載していた。

 乗員は3人で、操縦士がコックピットの左側に座り、偵察員はその右側に位置した。偵察員用のシートはレールに沿って前後に移動できるようになっていて、エンジンと胴体がある左真横を除いて広い視界を得ることができた。3人目の乗員は、コックピット最後尾の後方銃座を担当したが、ここからはほぼ360度の視界が得られたという。飛行特性は意外にも良好で、特にエンジンが機体の中心からずれた位置にあったため、トルク(機体がプロペラの回転と反対方向に回ってしまう動き)が打ち消されるというメリットがあった 【時事通信社】

時事ドットコム
@jijicomをフォロー

PC版

(C)JIJI PRESS LTD., All rights reserved.